高山漁協の紹介


 高山漁協は、志布志湾に面した鹿児島県肝付町に位置します。漁協には69名の漁業者が所属しており、大型定置網、小型定置網、桝網(ますあみ)、刺網、魚類養殖などが盛んに行われています。定置網や刺網では、季節に応じてアジ、サワラ、カマス、ブリ、タイ、タチウオなどが漁獲されています。魚類養殖では、カンパチが育成されており、「辺塚だいだいカンパチ」の名称で知られています。

 2018年度の総漁獲量は1,059トン、総漁獲金額は4.9億円です。そのうち、大型自営定置網(2ヵ統)によって全漁獲量の56%、全漁獲金額の31%が記録されるほか、19名の雇用機会をうみだしており、高山漁協の基幹漁業となっています。 

 また、毎月第3土曜日に「朝どれ市」を開催しています。新鮮な魚を購入できることから、たくさんのお客さんが高山漁協を訪れます。


大型定置網、大漁です!

高山漁協では「大型定置網」が行われています。操業の様子を紹介しましょう!出港は朝6時。この時期はとても冷えます。まずは暖をとってから海に向かいます。漁船のうえには霜が降りています。滑って転ばないよう、海水をかけて霜を落とします。出港するも海はまだ真っ暗です。この日の日の出は7時13分。空には月とたくさんの星が。大自然のなかでの操業、自然を相手にする仕事であることを実感できる瞬間でもあります。東風泊漁港から定置網が敷設された漁場まで15分程度、この時期にしては珍しいべた凪のなかをゆっくり航行します。

漁場に到着すると網をゆっくりと絞っていきます。そうすると・・・網に入った魚が見えてきましたよ!この日はたくさんのタチウオが入っています。責任者を務める宮園さんによりますと、この時期にタチウオがまとまって入網するのは珍しいことなのだそうです。網を絞ったあとは、素早く魚を取り込みます。

高山漁協には大型定置網が2網あります。ふた網目の操業を始める頃には、すっかりあたりは明るくなっています。こちらの網にもタチウオが入っていましたよ。素早く丁寧に漁船へ移します。大量の氷を使って保冷します。

漁港に戻ると水揚げ作業が待っています。水揚げされた魚介類は、種類、サイズなどによって選別されます。その後、セリ場に並べられ、仲買人によって競り落とされます。その後、色々な経路をたどって、美味しい魚を待っている皆さんの食卓へ!


小型定置網(優海丸)も帰港

小型定置網を営む優海丸の皆さん(日高さん、谷川さん)も帰港しましたよ。サゴシがかなり入網した模様です。漁協の自営定置網とそれほど距離があるわけではないのですが、入網する魚が異なるようです。自然や漁業の奥深いところですね。さて、こちらの優海丸さんでは、漁獲後、船上で選別するとともに、脱血や神経締めなどを施してから帰港するようです。指名買いする仲買人さんもいるそうですよ。


市場の様子です

高山漁協では定置網、刺網、桝網などが行われています。その漁獲物は漁協の開設する産地市場に集まります。この日も多様な魚が集まっていました。谷山組合長さんも出荷のお手伝いをされていましたよ。(2019.01.28)


タチウオがあがっています!

このところ、大型定置網、小型定置網ではタチウオの漁獲が好調です。太いタチウオは、刺身はもちろん、塩焼きにしてもとても美味しいですよ。(2018.08.11)


鹿児島大学水産学部の学生が実習で訪れました

 21名の学生が高山漁協を訪れました。養殖や入札の様子、普段の操業の様子などについて紹介しました。


大型定置網の操業の様子です


「朝どれ市」「辺塚だいだいカンパチ」などの問い合わせ先

〒893-1202 鹿児島県肝属郡肝付町波見1753-5 高山漁業協同組合

 TEL 0994-65-6336 FAX 0994-65-6337